JTFTAについて

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ごあいさつ

世間の不況や人と人との付き合いが希薄になると、人は孤独の中に不可思議な力を求めます。その影響でしょう、ひと昔前よりスピリチュアルやパワースポットなる単語が世間では流行しています。それらの言葉が持つ壮大なイメージは落ち込んだ人々の心に響き、様々な分野に広がりを見せています。しかし私たちの身近には、不可思議な力の最たる物が存在しているのをご存知でしょうか。一時の流行とは違い、はるか昔より存在した技術あるいは能力だと言えます。それこそがまさに、占いやおまじないといった物なのです。

ひと口に占いと申しましても、若い女性に人気の占星術やタロットカード占いでしたり、知名度は高いのですが実のところ日本独自の考え方だと言われている血液型占いでしたり、繁華街の路上で見掛ける手相占いでしたり、実に様々な卜占術が存在しています。かつては専門書が取り扱う程度だった占いに関する諸々が、今では週刊誌や女性誌などで当たり前のように取り上げられ、“四柱推命”や“九星気学”、“未来透視占い”といった言葉が誌面を飾っています。占いに関わる者として、これは驚きでありながら嬉しいことでもあります。

占いとは、あくまで人生における指針であったり、選択を前にしたときの助言であったりの立場に留まるファクターでしかありません。生まれた日時や血液型が同じだからといって、その人たちの人生がまったく同じになることはありません。しかしそれを理解した上で、人は占いに頼り日常生活へと上手く取り入れているのです。統計学の占いでも霊感占いであっても、占いが人を助けるツールであることは誰しも認めるところです。私どももそのことを深く心に刻みつつ、占い業界のさらなる発展に努力を致す所存であり、みなさまも是非、楽しく役に立つ卜占術に触れていきましょう。

NPO 日本電話卜占業協会(JTFTA)
三島宗一郎

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